春井安子
booth.pm この作品を読んでいて感じていたのは、平和な世界だけど、そこに存在している残酷さ。というものでした。 エリックは神父?から性的な虐待を受けていたかもしれなかったり。 エステルは足が氷でできていたことを村中から噂され、母親が生きていくた…
春井さんの物語は、ネガティブなことをつつみ隠さずに描きだしてて読んでいて感情にモロに伝わってくるんですよね、心にぐさぐさきます。そこが素晴らしくて良いなって思うところなんですよね。 娯楽を求めている人はこういった物語を求めていないと思うけれ…
前編の記事はこちら kenkounauma.hatenablog.com 読んでるあいだずっと胃がキリキリと締めつけられていました。 前編では岸本嵐子(らっこ)が、河浦颯子(かわうそ)のことを好きだと自覚するところで、物語は後編に続きます。この流れを観たとき、いまの百合…
めちゃくちゃてぇてぇんだよ!!!!!ってことを大きな声で叫びたくなる素晴らしい本です。この物語のどこがてぇてぇのかは実際に読んで確かめてほしいです、実際に読んで衝撃を受けてほしい。 ここからはネタバレありの読んだ前提で書いていきます。 岸本…
基本的にネタバレと適当なことを書いてます!! 去年のコミティアから春井さんの作品を追っているのだけど、今回の作品はいままでの作品の雰囲気と比べると、ものすごく明るくって(これで明るいって思うくらいだからいままでの作品をどれだけ暗いと思ってい…
春井安子さんの作品は、生きづらい人間が主人公の物語 を描いていて若い人に凄く刺ささると思います。そして音楽から着想を得ているのだろうと思うのですが、作品もそのまま物語を歌詞に出来そう。誰か歌にして下さい。 さて、今回の作品なんですが物語のな…
解説が来てしまうということだったでので急いで読んで、自分なりの考察を並べてみる。オタクは負けず嫌い。 色々と自分で疑問に思ったこととその答えを順番に1ページ目から。『死んだ』のは同じ病室だった、死にそうな顔をした爺さん。ただなんで、クーヤが…
春井安子さんのブログにある作品を読み漁ってたのですが、感想を書いて伝えなくては!と思ったので書きます。 まず最初におそろしい雰囲気の老婆が出てきて、なんだこいつは!?こわいぞ。ってなって、トムテが出てきて、おぉこいつはファンタジーなのかなと思…
歴史がここに創造されました。この世界はある。あるんだよ!!前作から数年経ち、ラベンダーは研究者になり竜の薬を研究していたが、教授が亡くなったのをきっかけに研究は打ちきりになった。ラベンダーはそれでも一人ででも研究を続ける。それは好きな彼女…
世界は厳しいところでそれを受け入れた上でどうするのか?人と人に近いくらいの知能がある竜がいる世界、竜と言えばとても強大なもの、災害のようなもので人の力では太刀打ちできない存在として描かれることが多いと思うのですが、この世界の竜は人のような…