漫画
植物が病気になることで、なにが起こるのか?それは、最悪の場合人類の絶滅である。 現代科学であれば人間に害を与える細菌を作り出し、そしてばら撒くことは可能であろうことを世界は知っている。そんな現代科学であれば、植物に対して害を与える細菌をばら…
短編4作と、その短編4編のその後を書いた短編集。 4作ともに通底しているテーマは『自分が感じていることをどう定義するか』で、どれも葛藤を得て自分の状況を定義していく。4作全部とても素晴らしかった。 特に好きなのは『わたしは行かない』で、好きな人…
これはただの恋愛物語ではなくて、本当に幸せになるために恋人同士はなにを解決しなくてはいけないのか?を追求する恋愛物語。 今巻ではついに青野くんの母親にスポットが当たり、子供時代の青野くんの家庭での立場は悲惨だったことがわかります。 青野母は…
ちょくちょく出てきていた怪獣になっちゃう理由が明かされ、物語が前進。でも怪獣擬態の先に待つのは完全な怪獣化という設定。これを黒絵は拒否しているけど、どう解決するのだろう?愛の力という線はすでに謎の部族の族長の花嫁が怪獣化から逃れられていな…
辺境にいた只のおっさんが、実は只者じゃなかった、、、! 一昔前前だったら、このおっさんなる人物像は「やれやれ系」のやる気ないけど、やる気出したら凄い。や「若い子相手に本気出せないでしょ?」みたいな、人生擦れているようなおっさん像が印象にある…
最終巻だったんですね、、、。 この物語がどこに辿り着くのか捉えられなかったので、どこに行くのか分からなくて続きを楽しみにしていました。 物語の軸が2人の主人公の女性と王子ある。 女性は女でも勉強をしていい世界を、学んでもいい世界を作りたいと考…
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1623827 いまから亡くなった方を火葬するときに、火葬場に響く「そのひと焼かないでください!」という声。声の主は花束を持って現れた若い女性だった。 親族の誰も、現れた女性のことを知らない…
norikingdom.booth.pm 三◯◯年前、レオタナ帝国に反旗を翻した者たち レオタナによって冷遇されていた者、 ある理想を掲げた者、 貧困にあえぐ者 様々な理由で帝国への不満を募らせた者たちが、 レオタナの東、巨大な山脈の向こうに旅立った。 彼らは自らを『…
面白いなーと思いつつ、どこがおもしろいのか?を説明できなかったのですが5巻まで読んで、ようやくどういう物語なのか?が解ってきました。 母親から愛されなかったトラウマをどう解決するのか?ここで彼氏が出来て、ハッピーエンド!にはならないんだよね…
物語は昔少女が食べたカレーを探すために、命の危険も顧みずに危険な廃墟の中へと突き進んでいくというもの。 1度だけ食べたカレーライスの味が忘れられなくて、それを探すために死ぬ可能性のある冒険をする。というのがついこの間Twitterで見かけたこの記…
booth.pm この作品を読んでいて感じていたのは、平和な世界だけど、そこに存在している残酷さ。というものでした。 エリックは神父?から性的な虐待を受けていたかもしれなかったり。 エステルは足が氷でできていたことを村中から噂され、母親が生きていくた…
やらゐさんの新刊!これはゲットしなければとあれやこれやの手を使って無事ゲットできました。 ですが、モニカは存在自体は知っていたのですが、どんなバンドなのか全然知らないで1回目を読みました。やらゐさんの手腕のおかげもあり、二人の関係性をなんと…
おぉー、面白い!たしかこの作品を知ったのは、大好きな『騎士譚は城壁で花ひらく』の作者さんのTwitterで知ったような気がします。 以下、内容の説明。 なーろっぱと言われるような中世的世界ですが、冒頭の説明から、この世界はぼーっとしていても社会機構…
確か新刊漫画の中から見つけての表紙買いだったかなぁ。読んでいるときはとにかく、いい、うん、いいね。っていう感じで言語化できなかったんですが、ちょっとどこがいいのかを考えたら、たぶん見習い騎士っていうのを描いていて、さらにその生活圏内の風景…
この作品は確かTwitterで1話目を読んで好きになったのだと思います。この作品のどこがすきか?を考えると、絵のかわいさと、明るいギャグ、そしてなんと言っても押川くんが日朝魔法少女を好きなところですね。といっても自分は日朝魔法少女ものは『HUGっと…
すみっこの空さん 1巻 (コミックブレイド) 作者:たなかのか 発売日: 2018/11/05 メディア: Kindle版 ストーリー ご主人の絵本作家と一緒に田舎に引っ越してきたカメのプラトンは、そこで空さんという女の子に会いました。これは大きな世界のすみっこで、空…
春井さんの物語は、ネガティブなことをつつみ隠さずに描きだしてて読んでいて感情にモロに伝わってくるんですよね、心にぐさぐさきます。そこが素晴らしくて良いなって思うところなんですよね。 娯楽を求めている人はこういった物語を求めていないと思うけれ…
www.melonbooks.co.jp こここまでで、島田ゆうかさんの作品の『胡蝶の夢』と『胡蝶の惰眠』を読んできていて、今回はどうなるんだろう?とドキドキでした。シリアス一本とギャグ一本の半々できてるのでこのどちらかだろうなとは思っていて、でも本のタイトル…
www.melonbooks.co.jp さて、こちらの本は『胡蝶の夢』の舞台裏を描いてるというていの内容ですね。あちらの内容がシリアスの暗かった内容にたいして、こちらは『胡蝶の夢』を180度真逆のめちゃ明るいギャグコメディーに再構成されているんですよね。胡蝶の…
www.melonbooks.co.jp 読んでいてこの物語がどう決着をつけるのかが予想つかなくて、ラストであんな展開になるとは思わずに驚いた上に感動してしまいました。 ここからはネタバレがあります。ご注意を。 2010年代の物語の多くが、壁の向こう側に行く『新世界…
こちらの作品を知ったのはツイッターで見かけてからなんですが、コミックスを買えたのがつい最近です。読んでる最中、ものすごく多幸感に溢れてる物語で、渋木君の変わりたいって気持ちと実際に行動する姿に、渋木君すごいなって・・・、涙がでます。 夜に御免…
2019/10/18現在、AmazonKindleにて期間限定無料で読めるみたいで、オススメされていたので気になって1巻読んでみました。 孤食というのはこの漫画のために作者が作られた造語なのかな?と思っていたのですが、どうやらもともと世の中にある言葉なんですね。…
ゆy 結構だらだらと長文を書いてしまったので、先に結論から言うと、 素晴らしい傑作だから読んで!2000年頃の日本の若者がいったいなにに悩んでいて、そしてそこから脱出するためにどうしたか?がよくわかる物語でした。 というようなことをここから下…