ひそねとまそたんを見て思ったこと
TVアニメ版ヱヴァンゲリヲンのシンジを思い出した。
シンジは周りに流されるままエヴァに乗り、そして使徒と闘っていく。
そのさきにシンジは乗らないという選択をすることで「おめでとう」祝福されアニメはここで終わる。やったねシンジ君!流されずに自分で選択したんだね!
だけど、エヴァに乗らないと言うことは世界が滅亡してしまうのだ。
このエヴァに乗らないという選択をした先がどうなったのかは描かれていない。
それを今回描いたのが『ひそねとまそたん』だったのでは無いだろうか?
ひそねも乗らないと選択したわけだけど、でも乗らないと君の好きな人たちが眼の届かないところで死んじゃうかもよ?と言うことに気がつくのだ。
そして、乗ると決めるのだが一度逃げた者などに世界の命運を預けられるか!と突っぱねられるんだよね。ここがいいよなー、だって訳のわからん奴に自分の命を預けられないでしょ?それを納得させる理由を説明して乗れるわけですが。
好きなひとがいるこの世界が好き、だから乗る。シンジくんが思い至らなかったことの先を描いてると思う。
面白いなー。