今日も一日健やかに物語を

おもしろいと思ったものを

『こどものくに』mamaloni著 絵とお話の可愛さ両面攻撃にやられます

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たぶん読んだ人全員が感じると思うんだけど、絵の可愛さにぶん殴られるんですよね。これが漫画のクオリティの絵なのか!?と驚愕する。らんモカとも全員がめっっっっちゃ可愛くてすごいんだ!しかも絵だけじゃなくて漫画としても面白くてずっと読んでいたい、この楽園が終わらないで欲しいと思いながら1ページ1ページ噛み締めるように読んでしまった。
可愛い絵に可愛い台詞が組合わさってものすごい漫画が爆誕してしまった。

内容の感想なんですが、蘭と巴がケンカはするけど仲が良いっていう関係性が、子供の頃に大きな声が出せない蘭を巴が大きな声が出せるように手伝うというところから始まっているっていう、この!二人の!ずーーっと関係性が続いてきたんだなっていう物語を感じさせるお話が、もう最高にエモエモのエモで···(泣)

最初は蘭が怖がるから耳元でぽしょぽしょ(かわいい)話す巴になんだこの可愛い風景はって悶えるし、というかガキ大将のように見える巴がそんな優しさ(尊い)を見せるなんて、もう尊いとしか言えないし、それで耳元で喋られた蘭がくすぐったそうにするのもそんな近い距離で人と触れ合ったことの無いであろうことも感じられて可愛い。尊い。どのページを開いても可愛くてほんと、胸が苦しくなる。

そしてこんなに可愛いの絨毯爆撃で蹂躙されたところで、高校性になった蘭と巴が別々に巴は子供の頃の蘭(以下子蘭)と蘭は子供の頃の巴(以下子巴)と話をするっていう可愛いの焦土作戦が展開されて、読者を可愛いで殺す気ですか!?(歓喜)

いやもう、このお話も可愛いだけじゃなくて関係性を描いていて最高なんですよ。

子蘭と会った巴が子蘭から「のばしたら···あたしもおねえさんみたいに、びじんになれるかな」って言ってて、多分なんだけど子巴が蘭のことを認識できたのは子供の頃から変わらず綺麗で可愛い独特の雰囲気をまとっていたからだと思うんですが、子蘭が巴のことを認識できなかったのは、あのガキ大将がこんなに美人のお姉さんになるなんて思ってもなかったからだと思うのです。

でも、じゃぁなんで人見知りの子蘭が知らない人である巴に話しかけられたのかを考えると、子蘭はこのころには子巴に心を許していた、そして巴をみたときに感覚的に子巴と似たような感じを受け取って自分から話しかけている。そんでね、巴とのお別れの時に泣き出しちゃうんですが(エッモ)、それを慰めようとして巴が物をあげようとするけど「しらないひとからものもらっちゃだめだって···」って言って子蘭は断るんですよ。知らない人って言ってるのに巴にしがみついて泣きじゃくる子蘭ちょーー可愛すぎないですか???!!! そう、知らない人って言ってるんですがそれでも離れたくない。このことから推測するにめっちゃ子蘭が巴こと好きやん???ってことが感じられますよね?
それに蘭が子巴にいまの巴の姿を語る顔が凄く優しくて···、色んな良いところを見つけていて。いまの蘭も巴のことめっちゃ好きやん?てわかる。はぁーー(クソデカため息)尊い

あとはやはりこれは言わないといけないことなので。

モカと子モカの美少女っぷりもほんと素晴らしくて···。天使かよ···。


いやー、素晴らしい本です。こんなにすばらしいものが読めるなんてなぁ、すごい。
とりえず、感想はこの辺で。 
最後に一言、お布団の中でジャンケンってエッチすぎでは?