『蒼井くんにはかなわない』押川いい著 日朝魔法少女アニメが好きなんだよ！
この作品は確かTwitterで１話目を読んで好きになったのだと思います。この作品のどこがすきか？を考えると、絵のかわいさと、明るいギャグ、そしてなんと言っても押川くんが日朝魔法少女を好きなところですね。といっても自分は日朝魔法少女ものは『HUGっと！プリキュア』しか視たことないんですけども、でもこれが転勤でアニメを視る環境を整えられなくて、なんでもいいからアニメが観たい！と思ってて、その時TVで放映しているプリキュアを観てみようと思って見たらもう素晴らしくて、、。その素晴らしさを感じる作品なので好きなんだと思いますね。
連載を追うのはちょっとめんどくさいなぁと思っているので大体漫画は単行本化を待っているのですが、つい先日Twitterでふとこの作品が最終回を迎えました。というのを見かけてマジかよ！？となり連載を居ってなかったことを悔やみながらせめて今回の最終回は連載媒体で読もうと思って読んできました。
online.ichijinsha.co.jp
連載を追っていなかったので、コミック分までの情報とWebbで読める範囲での感想ですが。
2021/05/21時点では最終回とその前話が読めましたので感想を送ろうと思ったのですが255文字以内でないと送れないとのことだったので、その文字数では感想を伝えるのには余白が足りなかったのでこっちに書きたいと思います。
以下ネタバレありの感想です。
最終回、10話で蒼井くんが菫に対して自分は見ていることしかできないことが嫌で、菫と距離を置いてしまう。そんな蒼井くんを山吹がそうじゃなくて、友達のままでいたいのなら、一緒にいればいいんだよと言われて、蒼井くんは本当は自分は一緒にいたかったんだことに気がついたんだろうなと。
そして、最終回で蒼井くんは「魔法少女プリティえりりん」で感じた気持ちと同じように、魔法少女となり戦っている菫に自分が感じたことを伝える。蒼井くんは見ていること、応援することしかできないけれど、でも見ていることはできるし応援することもできるんですよね。それが自分にできる精一杯のことであることを受け入れることで、菫と向き合うことが出来たのかと思うと、蒼井くんはすごいなぁと思いました。
それと、菫だってとても普通の人間にはできないとても凄いことをしているのにも関わらず、自分に自信がなくてうちひしがれているけども、でもそれを客観的に見てくれる人がいないと、なかなか自分が何を成しているのか？が見えないということは大いにあることなんですよね。だから、蒼井くんが一緒に戦ってくれなくても、見てくれるだけで、応援してくれるだけで自分が何をしているのかに気がつき、頑張れる。
なかなか自分の思っていることを相手に伝えるのは難しいけれども、それを伝えられる蒼井くんは凄い。いやー、蒼井くんにはかなわないですね。
まだまだ蒼井くんと菫の物語を見続けていたかったですが、とても素敵な物語をありがとうございました😭 次回作がもうあるかも？とのことですので楽しみにしてます。
